17番 六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ) | ||||
正式名 | 補陀洛山 六波羅蜜寺 | |||
本尊 | 十一面観世音菩薩 | |||
開基 | 空也上人 | |||
創建年 | 天暦5(951)年 | |||
住所 | 京都市東山区松原通大和大路東入二丁目 | |||
電話番号 | 075-561-6980 | |||
URL | http://rokuhara.or.jp/ | |||
その他 | 真言宗智山派 | 納経 | 御姿 | 散華 |
御詠歌 | 重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂へ 参る身なれば |
由 来 | ||
天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創された、西国第17番の札所である。 当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅干と結昆布を入れ仏前に献じた茶を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められたという。(現在も皇服茶として伝わり、正月三日間授与している) |
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通称六道之辻と呼ばれる所に、西国十七番 六波羅蜜寺と刻まれた石柱が建っている。傍には、弘法大師御作の地蔵尊を祀った西福寺がある。 | ||
六道の辻 | 縁起 | |
道路に面して建っている。如何にも街中のお寺と云う感じである | ||
石柱門 | 本堂横から | |
空也上人により開創された真言宗智山派の寺院で、本尊は空也上人の自刻と伝えられる十一面観音立像である。 空也上人は、第60代醍醐天皇の皇子で、若くして五畿七道を巡り苦修練行、尾張国分寺で出家し、空也と称す。 |
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本堂 | 空也上人 | |
宝物館には地蔵菩薩立像、空也上人立像、平清盛坐像、弘法大師像等多数の重要文化財を安置している。 | ||
本堂内 | 本堂内右 | |
現本堂は貞治2年(1363)の修営であり、明治以降荒廃していたが、昭和44年(1969)開創1,000年を記念して解体修理が行われ、丹の色も鮮やかに絢爛と当時の姿をしのばせている。 一願石・・・祈りを込めて、三回回すと願いが叶う。 |
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本堂全景 | 観音像 一願石 | |
日本最古の都七福神の一招福自在 金運成就、技芸円満の福寿弁財天をお祀りしている | ||
弁財天堂 | 弁財天堂内 | |
手水鉢 | 阿古屋地蔵尊 | |
地蔵 | 平清盛の塚 阿古屋石 | |
平家物語の隠された、阿古屋の菩提を弔うため鎌倉時代に建立する。 | ||
阿古屋塚石碑 | 標石 寺名石 | |
なで牛・・・自分の痛いところ、辛いところをなでると牛が変わってくれると云う。 | ||
おみくじ | なで牛 | |
水子堂には勝運成就の水掛不動尊が祀っている。 水掛不動尊・・・源義経が不動尊の傍らに立つ松の木に兜を掛け、戦いの勝利を祈ったお不動様。 |
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水子堂 | 水掛不動尊 | |
銭洗い弁天・・・お金をざるに入れて、浄水にて清め、よくよく祈念する。そのうち志を弁天様に供えて、残りを浄紙に包み、持ち帰り蓄え所に奉じる。 | ||
銭洗い弁天 | 堂内 | |
境内の観音様と水子地蔵尊 | ||
観音像 | 水子地蔵 | |
改装中 | ||
歓喜天堂 | 1996年11月 |